タイトルの「ＫＣＧ」とは何でしょう？
チッチッチッチッ・・・３・２・１、ブーッ！！

分かるはずもありませんよね。
これは私がタレントのＤＡＩＧＯばりにつくったＤＡＩ語、
いや造語だからです。

私がここ１年で特に気に留めていること。
オリジナルでつくった“営業の心得”みたいなものです。

「Ｋ」は、心を磨く（Ｋｏｋｏｒｏ）
「Ｃ」は、知識を学ぶ（Ｃｈｉｓｈｉｋｉ）
「Ｇ」は、技術を身につける（Ｇｉｊｕｔｓｕ）

頭文字をとって「ＫＣＧ」！
記号化して、簡単に振り返れるようにしていました。

営業マンとしてはどれも当たり前に鍛錬しなければいけないことです。
しかしＤＡＩ語・・・
いや、頭文字の羅列のままだと反省がしにくかったため
さらに方程式にアレンジしたところ
グッと意味性が出てきました。

営業のレベル ＝ Ｋ ×（Ｃ＋Ｇ）

我ながら、かなりしっくりくる“営業の心得”になりました。

「知識」は大切です。
自社商品や周辺知識はどの業界でも初めに学びますし、
学び続けなければいけません。
「技術」も重要ですね。
学んだ知識も上手に伝える術（すべ）を
知らなければ選んでいただけません。
はなし方やプレゼンの進め方のほか、
エクセルのまとめ方なども必要な技術と言えるかも知れません。

ですが、
「知識」や「技術」よりも
「心を磨く」ことが何よりも大切なんだよなぁ、と
明確になったのがここ1年なのです。

どんなに知識や技術を身に付けても
「心」が磨かれてなければ
残念ながらお客様には伝わりません。
「心」が伴っていないと、
発する言葉にひとの心を動かす“魂”が入らないからです。

改めて
営業のレベル ＝ Ｋ ×（Ｃ＋Ｇ）

×（掛け算）がミソなのですが、
Ｋ＝１、Ｃ＝３、Ｇ＝５
ですと営業のレベルは８。
Ｋが０（ゼロ）ならば、知識＋技術がいくら高くても
営業のレベルは０（ゼロ）になってしまいます。
しかし、
Ｋ＝５、Ｃ＝２、Ｇ＝２
と、知識＋技術が低くても
心が磨かれ発する言葉や態度が洗練された場合、
営業のレベルは２０に跳ね上がります！

よく、テクニック（Ｇ）に走りすぎると云々（うんぬん）・・・
なんてことが言われますよね。
方程式にするとその意味が腑に落ちます。

「心を磨く」には一過性の努力で養われるわけもなく
常に自分と向き合い続ける必要があります。
耳の痛い話も謙虚に受け入れていかなければいけません。

「知識」は学んだフリ
「技術」は身に付けたフリが出来るかも知れませんが
「心」は誤魔化（ごまか）すことが出来ません。
なぜかというと・・・
無意識に発する言葉や表情、態度に出てしまうからです。
（この「無意識に・・・」が厄介！なのです）
だから
真摯に謙虚に向き合わなければいけない
と考えるようになりました。

この点、方程式にしたことで、
簡易なセルフチェック・ツールとして役立っています。

Ｍａｐコンサルティングでは
会議や日常会話を通じて「心を磨く」ヒントを与えてくれます。
「心を磨く」ヒントを与えてくれる会社って、
実は珍しいのではないでしょうか。

そんな我が社で貪欲に吸収して、
また自分にとってのＤＡＩ語をつくってみたいと思います。