「ホラ、じーちゃん、足もと危ないよ。」
と言って母は父と手を繋ぎました。照れて二人で笑う光景。青森にも桜前線が訪れ、日本一の桜とも言われる弘前公園に両親と共に訪れました。
「老老介護だ」とか言いながら、天気もいいし、連れて来て良かった。死んでたらこうしていられなかったな、と思いながら。

今年に入って父が心疾患を患ったのをきっかけに介護認定調査を夫の両親も4人〜年齢アラウンド80〜が受けたことについて投稿しましたが、その結果が出ました。3人非該当、要支援1にひっかかったのは認知症の義母1人だけでした。

私の妹が鎌倉市に嫁いでいて、介護施設で看護師として勤務しているのですが、妹が言うには鎌倉市では心疾患や認知症があれば歩けていても介護度1なのだとか…なので、弘前市の介護認定の厳しさに驚いていました。

改めてデータを見てみると、厚生労働省のホームページで見た都道府県別一人当たりの介護給付費が、青森県が全国でワースト5位。その中でも弘前市がトップレベルで厳しいようです。青森市で介護用品を扱うお客さまが話していて、「青森市も弘前市の認定基準を見習うように」と自治体の方で言われているらしいのです。

介護保険のお世話になるのに、状況はなかなか厳しい。
まぁ、非該当でも自己負担でデイサービスは使えるので利用してもらっています。

何はともあれ、今、こうして元気なこと、笑顔でいることが何よりありがたい。
この日はずいぶん歩いてしんどそうだったけど、普段から歩くようにして欲しいですね。そして、いつまでも元気で、笑顔で、長生きして欲しいものです。