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vol.672 不要なもの

テレビやラジオのインタビューや対談などのひと場面・・・。

質問者:「休日はジョギングをしているの?」
回答者:「でも、そうですね。健康維持のためにやっています。」

例えば、こんな感じのやり取り。

この「でも」という言葉。
最近すごく気になっています。
それだけ多くのタレントが連発して使っているのです。

「でも」という言葉の意味を調べてみました。

“接続詞の一種で、前に述べた事柄を一応肯定しながら、それに反する内容を後述する場合や、前に述べた事柄に対して弁論や反論をする際に使用される言葉”

簡単にいうと、「でも」の後にくる内容は、質問者の投げかけに「そうではないですよ」という文脈がくるのが正しいのですね。

「でも、ジョギングだけでなく家庭菜園もしていますよ。」なら、私の耳に違和感なくスムーズに入ってくるのです。

こういった不要な言葉には「え~っと」とか、「あの~」などもありますね。

また、最近何かと騒がせている2チャンネル創業者の「ひろゆき氏」。
頭の回転の良さと発想には驚かされることが多いですが、意味のない「手振り」が異常に多いことが気になり、今では話が全く頭に入ってきません・・・(笑)

近頃はメディアでこのような「不要なもの」に接したとき、自分事に置き換えて客観視しています。おそらくもっと多くの「不要なもの」を周囲に撒き散らしているでしょうね。

今月50歳になりましたが、まだまだ(いや、かなり!)成長の余地はありそうです(笑)

2021.09.16 東京本社 秋山 昇

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