今年に入ってついに我が家にも新型コロナウィルスがやって来てしまった。
義父が最初に感染経路不明で罹り、夫、私の3人が次々に感染した。義母と息子二人は感染を逃れた。
ワクチンは息子二人は未接種で他は2回接種。

全員軽症で済んだが、私は未だに声がかすれてる。義父も夫もたまに咳をしたり。悩むほどではないが少なからずコロナの後遺症があると周囲のコロナ感染者も口にしている。軽症で済んだとしても二度と罹りたくはないと思う。

けれど今回、この感染で義父が逆に命拾いした。
65歳以上の感染者は療養期間解除後、肺の検査を義務付けられているとのこと。その検査で、初期の肺がんが見つかったのだ。転移もなく、それほど心配はないらしい。これから治療方針が決定して治療していくところだが、なんという偶然か。コロナ感染が結果、肺がんを知らせてくれた。感染していなければ肺の検査もしなかったのだから。

コロナが騒がれてからがん検診の受診率がとても低くなっていることがニュースにもなっているが、コロナが怖くてがん検診を後回しにするのは危険だと思う。ガンは発見が遅れると恐ろしい病気なのだから、感染対策をしっかりした上で、がん検診はきちんと受けるべきだ。

今回いくら偶然とはいえ「コロナのおかげで」というのは不本意ではある。
何歳であっても、がん検診は日頃から定期的に受診することが大事だと痛感する。