第１回

マネースクール事務局による企画「私のリーダー論」をテーマに（株）Ｍａｐコンサルティングの東京本社で支店長を務める小林誠氏のインタビューを全3回に渡ってお届けします。

２０１５年１月、（株）Ｍａｐコンサルティング東京支社に小林誠支店長が就任した。

米ＡＩＧ日本法人から同社に移籍したのが２００９年。

同社初の抽選会方式による難関を突破して移籍を果たした小林誠氏のリーダーシップについて伺っていきます。

「早速ですが、小林さんの仕事に対するビジョンもしくは方針をお聞かせください。」

「これから先、日本と日本人が「金融の力」で経済的にも精神的にも安心して、豊かな生活を送れる、暮らしやすい、そんな社会を作っていく手助けをすることがわたしの夢であり目標です。社訓である「三方良し」は私自身の理念に対して正鵠を射る、そんな想いです。」

「Ｍａｐコンサルティングに入社する前の経歴を簡単に教えてください。」

「イギリスの大学院を卒業してから帰国後、最初に就職したのは池尻大橋（渋谷区）に本社のあった外資系（イギリス）のマーケティング会社でした。日本ではちょうどＮＴＴドコモの３ＧブランドであるＦＯＭＡが立ち上がった頃でした。ＩＴの分野に非常に活気があった時代で、ギリシア人の支社長が『仕事がつまなかったらいつでも辞めてください』と仰って驚きましたが、一年ほどで仕事が面白くなくなりました（笑）」

「そんな折、ちょうど英プルデンシャル（外資系複合金融機関）の日本進出に伴う東京法人の立ち上げに関る仕事のお誘いを頂きました。教育部門と営業推進部のスタッフとして採用が決定しました。」

つづく