柔らかな陽ざしに春の訪れを感じる今日この頃ですが、今や新型コロナウイルス問題で世の中大変なことになっていますね！

昨日の太田さんが言っていたように、コロナの問題が起きて、普段当たり前のように過ごして来た事が本当は当たり前ではない事や本当に大切な物が何なのか気付かされた様な気がします。

SBIホールディングス㈱の社長、北尾吉孝さんの著書の中で、能(よ)く難局を乗り越えるためにと題して、次の言葉を紹介しています。「五知先生伝」に出ている言葉です。

一つ目は、「時を知る」。何事もタイミングが大事。あるいは時流に乗ること。時に従い、臨機応変に対応することを意味しています。

二つ目は、「難を知る」。この困難を乗り切るには、どういう考え方や行動をとることがベストなのかを常に考えて行動し、最悪の状況を考えた対策を練る。

三つ目は、「命を知る」。自分にはどういう能力があり、自分の強みを知り、これをどのように開拓して自分を作っていくのか。それを学ぶのが日頃の仕事の中で知ること。

四つ目は、「退を知る」。行け行けドンドンも良いけれど、退くべき時に退くという勇気を持たなければ自滅してしまいます。攻めることも大切ですが、守りを固めることも大切です。

五つ目は、「足るを知る」。今、自分にないものを探すよりも、あるもの、与えられているものを探し、感謝しながら、持っているものを生かしながら歩んでいくこと。

これらの五知を養うことで、難局に当たることができるということです。いずれもなかなか難しいことですが、そういうふうに心掛けることが大切ですね。皆様のこれからの生き方の参考になればと思います。

コロナウイルス感染症のニュースが毎日のように流れています。まずは自分自身が感染しないように、手洗い、マスク、うがいを心掛けましょう。1人1人が守れば大切な人を守る事に繋がります。みんなで乗り越えましょう！