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vol.561 「大和言葉」を見直してみて

「コクる」、「ググる」。今どきの日本語といわれるが、それさえもこの瞬間、すでに古いのかもしれない。IT化、グローバル化による世の中の流れに伴って「言葉が変化している時代」。
そのような世の中で今、「大和言葉」(美しい日本語)が見直されているそうです。著書も数多く出版されており、一冊購入しました。これから私も美しい言葉が使えたらよいなと思います。

日本語には3つのルーツがあるそうです。
「漢語」(現代語)中国から取り入れられた。
「外来語」(カタカナ語)中国以外の国から入ってきた。
そして日本で生まれた「大和言葉」。

現代語を大和言葉に転じた一例を少しご紹介します。
グッドタイミング→時を得る。  マネジメント力→手綱さばき。  サボる→油を売る。
リスペクトする→一目置く。  おつきあいのほど→お引き回しのほど。
外来語(カタカナ語)は区別がつきやすいですが、漢語ともなるとあまり意識せずに使っていることに気づかされました。カタカナ語も現代語も大和言葉に転じることで改まった印象になると感じました。外部からの電話対応も多いので、ここぞという時に言葉を吟味してコミュニケーションを取りたいと思います。

さらに、こんなお話も。
昨今話題の男女差別の話ではありませんが、傾向として男性の方が言葉の使い方が上手らしいですよ。いつの時代も男性の方が言葉において保守的なのは長い歴史の中で男性の方が表立った場所にいる時間が長かったからでしょうか。伝統的な言葉を好む傾向だそうです。
確かにMapの男性方から「ググる」なんて言葉聞いたことありません。逆に女性の方が新しいものが好きで言葉もどんどん新しいものを取り入れるといわれています。皆さまはいかがでしょうか。

日本人は、挨拶、お祝い事、お悔み事に美しい言葉でコミュニケーションをとりますね。
改まった席で子供のころ親が使っていた言葉を今、自分も使っていますね。目で見て、耳で聞いてその場にふさわしい言葉を選んで使う大人の姿を受け継いできているのですね。
どんなに「言葉が変化」する時代でも美しい言葉をこれから子供たちが使っていけるように心して生活してゆきたいです。

2021.04.02 宇都宮支店 皆川 亨子

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