経営の神様と呼ばれた松下幸之助さんは、人間を熟知していました。
彼の部下に酒好きで喧嘩早い人物がいました。彼はその人物に先端事業を任せようとして周囲から反対された時こう答えたそうです。
「あいつには悪いところもあるけれど、優れたところもある。よく働くものはよく食うものだ。飯を食うなと言うと働かなくなるよ。」

しかし彼は個性的な人間ばかりを集めていたわけではありません。
個性だけでは集団は成り立たないと考え、一見何の特徴もないような人にもどんどんチャンスを与えたそうです。

彼は日頃から周囲の人にこう言っていたそうです。
「全ての部下が偉く見える。私より学問ができ、才能があるからだ」

どんな人にも、その人にしか出来ない役割があります。
その役割を見抜いた時、強いチーム、強いグループを作ることが出来ると思います。

「お互いの長所欠点をよく知り合い、そして欠点を補い合う。そこから共同の仕事の発展がうまれる」

素晴らしいですね。苦手な事を無理してやるのではなく個々の得意分野、強みを生かしてお互い助け合っていけたら強いチームになるのでないでしょうか⁉️✨