2020年11月のある日、毎日ご飯を食べにくる子をひょいっと持ち上げ「てん」と名付けました。
先住女子ネコが「きゅう」なので新入りネコの名前は「てん」にしました。

現在、1歳と1か月。今年1１歳になる「きゅう」よりもはるかに大きな男の子です。
この愛おしい2つの猫たちは仲良くできません。仲悪（なかわる）です。

わたしたちの夕餉のころ「きゅう&てん」にとってはのんびりした時間のはず。
ツンデレ「きゅう」はお決まりのキャットタワーのてっぺんでいつもの「ごめん寝」。
だけど甘えん坊の「てん」はひとりぼっちが耐えられない。
キャットタワーによじ登って「きゅう」を起こそうと試みるけど無言でネコパンチを喰らっちゃう。
「てん」は「きゅう」に甘えたいけど「きゅう」は自称「永遠の女の子」なので母性を持ち合わせておらず、後追いをすると「きゅう」から「シャー」&無言の左フックをお見舞いされる始末。

おやつだって「きゅう」がかわいい声に両目ウィンクで「にゃあ」とおねだりするとパリパリの鰹節を頂戴することができるし「てん」も必ずもらえるのに足りない。
おなかが空き過ぎたときは「おいしいカリカリ」が入っているタッパーを落とす。
TVに映る鳥を追いかけて画面にぶつかるとか、腹がよじれるかと思うほど笑わされています。
うちの子になって半年が過ぎた頃、「てん」もようやく「にゃあ」と鳴けるようになってきたし、「へそ天」まで出来るようになってきました。

近頃「きゅう」は高く飛べなくなってきました。かわいいけどお婆ちゃんなんだよね。
「きゅう」も「てん」も一日でも長く元気に一緒に暮らそうね。
優しい気持ちにさせてくれてありがとう。
仲悪でもいいよ。
でも家族だよ。