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vol.664 お墓の存続

先週、母方の祖母が102歳でこの世を去りました。
亡くなる1年ほど前から施設に入所していたこと、コロナ禍での面会が叶わず、ずっと顔を見ていなかった。
1年ぶりに見た祖母はちっとも変っていなくて、施設の方にとても良くしていただいていたからだろうと思わずにはいられないほど穏やかな顔をしていました。感謝です。

葬儀の後、家を継いでいる弟の今後の考えを聞くことになりました。
将来、母が亡くなったら墓じまいを考えていると。
母には内緒です。悲しい顔をするから。
彼一人の考えでは、簡単に進む話ではないと思うけど、基本的に賛成だと伝えました。

あるデータで、お墓の引っ越し(改葬)をした件数
2009年度 72,050件
2018年度 115,384件 10年間で1.6倍増えたそうです。

無縁墓となってしまったお墓の件数
2009年度 2,675件
2018年度 4,033件 こちらも10年間で約1.6倍の増加です。

お墓が遠い、子供や孫に経済的な負担をかけたくない、お墓を守る人がいないなど墓じまいをする理由は様々です。
将来、お墓の存続が難しくなる事がわかっていても、行動に移せない人が多数いるはずです。
わたしの弟は独身なので、継承者がいなくなることは明らかです。

ずるずるとそのままにしておいて、いつか無縁墓になってしまったらつらいし、悲しい。
今のお墓を守り続けることだけではない、別の方法でご先祖さまを大切にできる方法を見つけていきたい。
祖母の死は、お墓のことを考えるきっかけになった出来事でした。

2021.09.02 宇都宮支店 皆川 亨子

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